子供のために食器にこだわりたい
最近、食育ブームもあり子供の食事にも色々と気遣う人が増えています。
子供が食事をする時には、割ってしまう心配もあるためにプラスティックの食器を使ってしまうという人も多いです。
しかし、せっかくならば食べ物を楽しむことができるよう、器も味わい深いものにしたいものです。
子供専用の可愛いものや、プラスティックの素材より、天然素材の優しいシンプルな素材のものを用いた方が食べ物も美味しく見えます。
そして、使い心地も良いので、子供にとってもこのような自然素材を使った器は良い点です。
そして、器の中には子供専用とすることなく、大人も兼用できるようなおしゃれなものも多く販売されています。
サイズや素材、柄を考えて選べばそのバリエーションは大幅に広げることができるのです。
子供の食器にこだわる理由
子供の食器として販売されているものは、キャラクターものであったりプラスティック製品であったりというのが主流です。
プラスティック素材であれば子供が雑に扱っても壊れることがありません。
陶器のような割れるものを使っていると、万が一割れてしまうと子供が怪我をする心配もありますし、大人も余裕がないと怒ってしまうことがあります。
大人も子供も食事を楽しむために、そしてストレスを軽減するためにどうしても子供が食いつきやすいキャラものや壊れにくいプラスティックを選びがちです。
しかし、大人の食器と並べてみるとプラスティックはどうしても安っぽく見えてしまいますし統一感がなくなってしまいます。
そして、食育の観点から言うと子供も大人と同じものを使うことでものを大事に使う気持ちが芽生えたり、食器の口触りや手触り、見た目の美しさ、料理の温かみまで味わって楽しんだりと言うことを通して食についての意識を高めることができます。
子供にも大人と同じ食器を使うメリット
子供がガラス製品や陶器を使うのは危ない、と言う意見もないわけではありません。
確かに割ってしまうと怪我をする恐れはあります。
しかし、壊れてしまう素材であると言うことを知ることで、大事にものを扱う姿勢が芽生えます。
また、もしも愛用しているものが壊れてしまったら悲しい思いをするものです。
それによって物を大事に扱いたいと思ったり、物への愛着が芽生えたりするようになります。
そういった観点からも壊れてしまうことを不安視して使わせないのではなく、とりあえず使わせてみると言うのは有効であると言えるのです。
最近ではそういった考えから大人と同じ柄や素材のお茶碗やお皿でも、子供用の小さめサイズのものを販売している陶磁器メーカーや窯元もあります。
大人と同じものを使っていると言うのは子供にとってとても嬉しいことであり、大人扱いしてもらえたという喜びもあります。
そういった経験によってものを大事に扱う姿勢や食を楽しむ姿勢を身につけることができるのです。