断捨離ブーム
最近では断捨離がブームとなっています。
不要なものを捨てて必要なものだけに囲まれて暮らすことが良しとされるようになってきているのです。
しかし、ものを捨てると言うのはもったいない気持ちが多く、なかなか捨てられないと言う人も多いものです。
そして、一度はしっかりと断捨離をして不要なものを捨てたとしても少しずつ新たなものが増えてしまい、断捨離したはずなのにものがまた増えるということもあります。
実は、断捨離ブームによって勘違いされていることなのですが、大事なことは家にあるものを捨てることではないのです。
入ってくるものを減らさなければ家の中のものというのは減らすことができず、本当の意味で少ないもので暮らすという生活はできなくなってしまうのです。
日本人はものを捨てすぎている
環境庁のデータによると、日本人一人当たりが1年間に出しているゴミの量は320キログラムもあると言われています。
この量は2位のフランスの倍近い量であり、世界でもダントツのワースト1位です。
ゴミを出すということは、環境保全の観点からも良いこととは言えません。
また、ゴミを出しているということは余計なものを購入しているから起こることでもあります。
ゴミを出さずに済む暮らしをするようになれば地球環境を守ることもでき、なおかつ家計も節約効果が期待できるということになります。
断捨離だけでなく持っているものを把握することが重要
断捨離をして家の中にスペースができたり整頓ができたりするとそれで満足してしまう人がいます。
しかし、大事なことはそれだけではありません。
しっかりと家にあるものを把握しておくことも重要です。
家にあるものを理解しておくと、新しいものを購入するときに余計な買い物を減らすことができます。
例えば、ものを多く持っている人の中には同じような服を何着も持っているという人がいます。
これは、自分が持っていることを忘れているために起こることです。
また、買ったものの着ない洋服があるという人も多くいます。
これは自分に似合わないことや家にあるものとでコーディネートが上手くいかないことによって起こることです。
これも、家にある洋服を把握しておけば、コーディネートのことまで考えて購入することができるので使い勝手の悪い洋服を買うことはありません。
使わなくなった洋服やバッグはブランド買取店に査定に出してみましょう。
このように、家にあるものを把握することによって、購入する前にしっかりと吟味をして必要ないものを買ってしまうくせを治すことができるのです。
また、もののある場所やそのスペースを理解していることで、スペースに収まらないものを購入することも防ぐことができます。
これによって、家の中のものを減らして断捨離した部屋の状態を維持することができるようになるのです。