外国人にも人気の観光地、江戸東京博物館
江戸東京博物館は2015年にリニューアルオープンしてから多くの人が足を運んでいます。
常設展示では常に広大なスペースに2000点にも及ぶ展示物が並んでおり、外国人観光客も興味深い内容であるとして集まっています。
両国という土地にあることも人気の理由です。
大相撲の行われる両国国技館が近くにありますし、ちゃんこ鍋の名店もたくさんあります。
そのため、江戸東京博物館に足を運ぶだけでなく、周囲の散策ポイントもあるので一日中楽しむことができますから是非一度は足を運んでみましょう。
江戸東京博物館とは
そもそも江戸東京博物館とはどのような建物なのでしょうか。
1933年に「江戸と東京の歴史や文化を伝えるための博物館」としてスタートをしました。
2015年の改修によって常設展示室の内容が大幅に変わったことでさらに人気を集めています。
広大なスペースとダイナミックな展示物はとても見ものです。
常設展示室は建物の5階と6階にあります。
その中でも見ものなのが、江戸時代の姿をそのまま原寸大で長さを半分にして復元している「に本橋」です。
江戸の町で中心となっていた日本橋を緻密に再現しており、実際に渡ることもできます。
この橋を渡ると、江戸開府から明治維新までの江戸ゾーンと現代の東京への移り変わりが見られる東京ゾーンとを見ることができます。
かなり展示内容が多くボリュームがあるので、全てを見るためには上手にペース配分を考えて展示を閲覧するようにしましょう。
江戸東京博物館の見どころ
江戸東京博物館で見どころとなるものの一つが実物大の模型がたくさんある点です。
昔の人たちが使用していた農耕具や生活用品が実際の大きさで展示されているのは珍しいことであり、実際の生活を想像しやすいというメリットがあります。
次に必ず見学したいのが江戸時代の中村座の芝居小屋を再現しているところです。
歌舞伎を様々な模型で紹介していますし、実際の舞台も再現をしています。
この舞台の距離というのは、私たちが日頃歌舞伎座に足を運んでも消して見ることができない近距離で見ることができるというとても特別なものとなっています。
そして、日頃はなかなか知ることのできない種明かしをしてもらえたり、ガイドによる解説が行われたりと、歌舞伎についての知識を深めることができる展示となっているのです。
そして、面白いのが江戸から明治、大正、昭和と東京の移り変わりが楽しめるのですが、平成の東京についての展示もされています。
そのために、私たちの馴染みのあるグッズについてもすでに展示がされているのです。
これは私たちの子供時代を懐かしんだり子供との会話を楽しんだりということにも活用することができます。