梅雨時には特に注意!空き巣対策

梅雨は意外と泥棒被害が多い

水滴

一年中いつでも空き巣の被害というのはあるものです。
しかし、実は梅雨の時期は意外と空き巣被害が多い時期でもあります。

雨や風の日、台風といった日には泥棒にとって条件が良くなると言われています。
一般的には晴れている方が泥棒も動きやすいと思われがちです。
しかし、雨の日ゆえに空き巣としては条件が良くなるということがあるのです。

空き巣が梅雨時に発生しやすい理由

風雨や雷が発生している日は外の音がうるさく、周囲の音を消す効果があるために、窓ガラスを割る音や、金品を漁っている音、足音といったものを消すことができます。
そして、雨が降っている時には外を歩いている人も傘で視界が遮られますし道を急いでいるために周囲の様子を見ないことが多いので泥棒の存在に気づかないことが多いのです。

また、梅雨であれば証拠が消えやすいという特徴があります。
雨や風によって足跡が消えやすく、うっかりと自分の証拠を残したとしても自然と消えてしまうことが多いのです。
>>梅雨時には“空き巣狙い”に気をつけろ! [ピッキング・泥棒の対策] All About

さらに、雨が降っている中で洗濯物が干している家というのは洗濯物を干してから出かけ、それによって洗濯物が干しっぱなしであるということが予想できます。
そうなれば、その家には誰もいないということになり、空き巣として入りやすい家であると特定することができるのです。

こういったことから雨の日というのは人目を気にする必要がなかったり、音に気を使ったりという必要がなく、意外と金品を盗みやすいのです。
その中でも特に天気の悪い日が続く梅雨時というのは狙いやすい時期であるといえます。

マンションと一戸建てで防犯対策が違う

防犯対策についてもしっかりと行っておく方が安心できます。
防犯フィルムを窓に貼っておくと窓ガラスを割りにくくすることができますし、玄関のドアも空き巣対策にピッキングしにくい鍵にしておくと空き巣の侵入を防ぐことができます。

一般的に一戸建てよりはマンションの方がセキュリティが高いと言われていますが、マンションの場合は一度オートロックの中に入れば人目に付かないため、必ずしも安全という訳ではありません。
特に雨の日は出前を頼む人が多いため、宅配のふりをしえオートロック内に入りやすくなります。
セキュリティの高いマンションだからといって油断せず、玄関の鍵を2つ付けたり、窓にも補助の鍵を付けるようにしましょう。

一戸建ての場合は、そもそも家を建築する段階からセキュリティ面を考慮する必要があります。
例えば家自体のコストを抑えて、セキュリティ面にお金をかけることも選択肢の一つです。
地価の安い埼玉や千葉で、ローコスト住宅を建てればかなりのコストダウンを図れます。
埼玉・千葉のローコスト注文住宅・建て替えならモクハウス

一戸建ては庭や玄関など侵入できる所が多いため、ホームセキュリティを設置すると安心です。
木を植える場合は、見通しが悪くならないように位置に気を付けて植えます。
監視カメラや防犯アラームなどの防犯グッズはそこまで高くないので、検討してみましょう。

梅雨時こそ空き巣対策を

泥棒にとっては空き巣に入りやすい時期でありながら、普通の人は空き巣が入りにくい時期であると思われがちであるために、油断をしがちです。
梅雨時こそ油断することなく空き巣対策をするようにしましょう。

ドアや窓を開けっ放しにすることや、洗濯物を干しっぱなしにすることは避けるべきです。
同じように郵便物をポストに入れたままにすることでも、自宅にいないと思われて空き巣に入られる可能性があるために、避けた方が良いといえます。

郵便物や洗濯物については、家に誰かがいるかを判断するだけでなく、その家の家族構成を確認することができます。
女性の一人暮らしとなれば、空き巣の侵入率も上がりますから、そういったことをわからせないためにも、洗濯物の干しっぱなしや郵便物の入れっぱなしは避けるようにしましょう。