動物病院選びは難しい
ペットは人間と違い話すことができません。
そのため、体調が悪いときにも自分から調子が悪いということが伝えられないのです。
そこで、飼い主がしっかりとペットの様子を見ていつも異変がないか、異変があるときには具体的にどのあたりの調子が悪そうであるのかを把握することが重要です。
動物は人間よりも体が小さいために調子が悪くなると一気に急変することもあります。
場合によっては命を落とす危険性もあります。
そこで、異変に気付いたらすぐに対処することが重要ですし、適切な処置をしてくれる動物病院を見つけておくことが重要になってくるのです。
大事な家族であるペットの命を預けることになる動物病院は慎重に選びたいものです。
そこで、ここでは動物病院の選び方のポイントを紹介していきます。
病院探しで重視するべきこと
動物病院を選ぶにあたっての基準は人それぞれです。
診療時間が長いことや、有名であること、評判が良いこと、土日も診察をしていることなど様々なものがあり、人によって優先順位も違ってきます。
しかし忘れがちなことですが必ず重視するべきことが距離です。
特に自宅から歩いていくことができる距離に見つけておくことはとても重要なことです。
車に乗る人は車で行くことができるために範囲を広げて動物病院を探しがちです。
しかし、もしも容態が悪い状態になると、落ち着いて運転をすることができなかったり、車内で動物をシートに乗せて運ぶことが難しかったりという問題が出てきます。
また、天候によっては車を出すことができなかったり家族が車を使っていたりということで車が出せないこともあり得ます。
そこで何かあったときには動物をカートに乗せたり抱えたりして歩いて連れて行くことができる動物病院というのはとても重要な要素であり忘れてはいけない条件なのです。
徒歩圏に動物病院があるメリット
徒歩圏に動物病院があるというのは動物にとっても飼い主にとってもメリットが多いです。
まず、家族の負担が少ないためにワクチン接種や通院といった場面で通いやすいということがあります。
また、犬のように散歩をする動物ならば日頃から動物病院周辺を散歩コースに入れておくことで苦手意識を軽減することができます。
そして、通院や経過観察のような重たい症状出ないときには散歩ついでに通院もすることができるので、飼い主の負担が大幅に軽減できるのです。
そして、ペット自身も近くの病院に行くこと、散歩がてら行くことができること、というのはストレスを軽減することができます。
近くに安心して診てもらえる病院があるということは多くの不安を取り除くことができます。
日頃からインターネットでの情報収集や予防接種で来訪をしてみて少しでも安心して任せられる獣医を身近で探しておきましょう。
万が一に備えてペット保険へ加入
前述したとおり、日頃から情報収集などをして病院に関して調べておくのも大切ですが、それでも動物も生き物なのでケガや病気にかかるときもあります。
その際の治療費というのは飼い主の全額負担となります。場合によっては何十万というお金がかかってしまうのが現実です。
少しでも費用の負担を減らして、ペットに安心して過ごしてもらえるようペットの医療保険に加入しておくことをお勧めします。
犬や猫を飼う場合がほとんどですから、その動物のかかりやすい病気なども考慮して加入する必要があります。
参考：犬、猫のペット保険はPS保険