引っ越しするごとにカーテンを使いまわしていると、窓のサイズに合わないトラブルが発生します。
しかし、いままでの思い出がつまったカーテンをゴミとして出すのに抵抗がある人も少なくありません。そこで今回は、使わなくなったカーテンの再利用方法を紹介します。
布製品であることを最大限に活用
カーテンの中には手触りのいい生地で作られているものも少なくありません。
使われている素材は、コットン、ポリエステル、リネンなどさまざまですが、その中でもポリエステルとコットンを混ぜたカーテンは、ソファーカバーやクッションカバーに最適です。
クッションカバーの作り方は簡単。まず、カーテンの下部にあるヒラヒラの部分をできるだけ真っ直ぐ切ります。左右にあるカーテンの厚い部分も同様に切ります。表にしたい部分を裏側にして、折山から1センチくらい下をミシンや本返し縫いでしっかりと仕上げます。
両端はミシンの早縫い機能やなみ縫いで仕上げましょう。左右どちらかをクッションが入るように形成して、ひっくり返せば完成です。ソファーカバーにするのはさらに簡単で、カーテンのひだ部分を切ったあと、切った部分がほつれないように折り返して縫えば完成です。
ただし、カーテンの中には厚手の生地のものも多く、手で一針一針縫うと、針が折れて思わぬ事故になることもあります。そのため、カーテンを再利用する際は、できるかぎりミシンを使うようにしましょう。
新しいカーテンはオーダーメイドがおすすめ
カーテンを再利用したあとは、新しいカーテンを用意する必要がありますが、調達の際は部屋のスペースを最大限に使えるオーダーメイドカーテンがおすすめです。
オーダーメイドカーテンの最大の魅力は、部屋の色や窓のサイズに合ったものを調達できること。自分の好みの色や素材からカーテンを作れます。さらに、オーダーメイドカーテンの耐久性は既製品のカーテンより高く、20年ともいわれています。やぶれたり、壊れたりした場合は注文したお店で修理して使えるのもオーダーメイドカーテンのアドバンテージです。
大手インテリア店でもオーダーメイドカーテンは扱っていますが、既製品を組わせたものが多く、納得いくものはなかなか手に入りません。カーテンをオーダーするなら専門店へ依頼しましょう。とくに、国内のカーテン市場はハンターダグラスやミラショーンといったブランドも参入していますが、海外の有名メーカーともなるとオーダーメイドは専門店でしか扱っていません。
カーテン専門店なら、好みの色や部屋の広さを考慮に入れ、さまざまなカーテンを提案してくれます。