家に飾っている絵を買い取ってもらう方法

水彩絵画

何気なく家に飾ってある絵画が高額な値段になるケースがあります。

例えばエリソワーケリー作の「GreenWhite」は、一見すると「まる」をすこし崩した楕円にして、緑に塗っただけのようにも見えますが、その価格はなんと1億6千万円です。家にある絵画も、もしかしたらとんでもない高値が付く可能性は捨てきれません。

今回は、買い取ってもらえる絵画や高額になりやすいジャンルの絵、売るためのコツをまとめてみました。是非参考にしてください。

買い取ってもらえる絵画とは

絵画美術品を高く買取ってもらえる条件として、保存状態の良さが挙げられます。

まず、購入した時の状態を維持しなければなりません。額縁や紫外線防止のアクリル板を貼るなどして、絵画が劣化しないように努めるのも高く買取ってもらう秘訣です。また、絵画の中には下手に掃除をすると、絵画がキズついて買取価格が下がってしまうものも少なくありません。

高く売れやすい絵画のジャンル

売れやすい絵画のトップは水彩画です。水彩画は近代の画家の絵でも数百万円する作品も少なくありません。リビングに飾ってある水彩画、実は高額絵画の可能性があるかもしれません。

ここ数十年で様々な作家が使っている手法の中にリトグラフという絵画があります。リトグラフは金属版でできた板にインクをしみこませ印刷する絵画です。買取価格も数万円から数十万円まであり、高く売れやすい絵画のひとつとなってきています。定番の油絵は価格差が激しく、数万円から数億円で買取されています。

油絵は目立つキズがなければ、思っているよりも高く買取ってくれるケースが少なくありません。手元に上記に当てはまる絵があったらダメもとで買取業者に査定してもらいましょう。

売るためのコツ

絵画買取・無料査定なら【総合美術買取センター】

絵画美術品の買取をしている業者を1つに固定せず、複数の業者に見積もりをしてもらうのが、高く買取ってもらうためのコツと言えるでしょう。昨今は、上記の美術買取センターのように、作者と作品名を入力するだけで、大まかな査定が行える業者もあるので、見積もりを貰う前に利用するのも手です。

また、絵画の中には、保護する額縁を含めて査定されるものもあります。そのため、最初から額縁に入っている絵画は、保管用に着けてある枠が凹まないよう慎重に扱う必要があります。傷つけたり、凹ませたりした場合額縁を修理する専門業者に依頼して直すようにしてください。

絵画を保管する場合は、最低でも1年に1回状態を確認するなど、日頃から絵画が高く売れる状態を保ちます。保管する場所には、除湿器などを置いて絵画にカビが生えないようにしましょう。それが厳しいのであれば、防カビ剤や湿気を取る薬剤と一緒に絵画を保管しておきます。